本と本を書いた人の紹介
タイトル:言語化の魔力
発刊日 :2022年11月9日
ページ数:238P
出版社 :幻冬舎
書いた人:樺沢紫苑さん(精神科医でありながらSNSで情報発信もしています)
【1.解決ではなくて 解消】
悩みの原因を根本から無くそうと考える必要はないということです。
もしそうだとしたら、職場に嫌な上司がいるというのが悩みの場合
自分が仕事を辞めるか 上司が仕事を辞めるまで 悩みはなくならないということになります。
借金を抱えて辛いというのが悩みだとしたら借金が0円になるまで 悩み 苦しみ続けることになります
人間関係の対処法が書かれた本を読む誰かに相談して借金を抱えた人への制度の紹介してもらうなどすれば
道筋が見えその時点で問題自体は解決していなくても前向きに生きられるようになったりします

【2.悩んでる人の特徴】
特徴1.つらい気持ちに支配されている
特徴2.対処法がわからず行き詰まっている
特徴3.お手上げ状態になり思考停止
この特徴を自分に当てはめてみて思い当たることがあれば
自分は悩みでネガティブになっているのではないか。
視野がせまくなっているだけで、
対処法を調べることで「現状を打開できるかもしれない」と
切り替えることができます。
【3.悩みを少しずつ減らす】
悩みに真っ向からぶつかるとよけいに無力感を感じて
問題と向き合うことがおっくうになり前に進めなくなったりします。
私もそういう経験が大いにあります。
少しずつ刻むように悩みの原因を減らしていくのです。
1/10でも1/100でもいいから前に進めることを目標にしてクリアしていくと
少しずつ自信がつき、不安や心配ごとが軽くなっていきます。

【4.ポジティブの本当の意味】
自分もこの本を読むまではポジティブ思考の罠にはまっていました
ポジティブ思考は何でもかんでも前向きに受け止めることだと思っていたのです。
嫌なことがあっても良いところに目を向けて、
自分はこんだけめぐまれているんだみたいに。
でも、その考え方をやってるとだんだん苦しくなってくるんですよね。
自分のネガティブ感情を一切受け入れられないみたいな。
本来のポジティブの意味は客観的に情報を集めて冷静に前に進む道を探していくことです。
【5.やめよう二分思考】
2分思考は本当に危険だと思います。
物事を全て白か黒かで決めてしまうのです
テストで70点とれても100点以外はゼロ点にしてしまうようなものです
こういう考え方では自分に自信が持てなくなるのは目に見えています
確かに間違ったところは改善が必要かもしれませんが、
うまくできていた部分までなかったことにする必要はありません。
自分や他人に対する評価をゼロ点か百点に評価してしまう人は
これを機会に見直してみるのはいかがでしょう。
【6.あの人ならどうする】
【7.言語化で悩みがくっきり】
【8.書いて悩みを 棚卸】
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